「段ボール」という画期的な包装資材から「包む」文化の継承を担い、製品の付加価値を追及します。

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TCK Post/東京コンテナ工業通信

第13号  <2002年7月15日>

環境対応緩衝材(2)

●「廃棄物」による廃棄物対策

地球環境をどう守っていくかは全人類的な課題です。地球環境を脅かす様々な問題の中で「ゴミ=廃棄物」の問題は、私たちにとって最も身近な問題であり、同時に非常に重要な問題でもあります。その中でも、プラスチックやスチロール等の化成品の扱いはやっかいなものです。これら自然分解しない廃棄物は、海洋汚染や生態系の破壊など深刻な環境影響を及ぼし、処分するにも焼却により大量のCO2を生み出すなどの大気汚染、埋め立て地の短命化など様々な深刻な問題を引き起こします。
現在、廃プラスチック・スチロールの回収リサイクルについて研究がなされていますが、分別や不純物の除去など、まだまだ多くの問題を抱えているというのが現状のようです。 さて、同じ廃棄物に小麦を製粉して小麦粉を作る際に出る「フスマ」というものがあります。近年の農産物輸入拡大に伴い、その発生量は国内で年間200万トンにものぼるものの、その廃棄量に見合った処理及び有効利用法は未だに確立されていません。
 ここで私たち東京コンテナ工業がご紹介しますのは、このフスマを原料とした緩衝材「オカパック」です。1度利用するだけでそのまま廃棄物になるスチロールなどを材料としていた緩衝材の代替機能を、この食品廃棄物から生まれた発泡緩衝材に担わせる=「廃棄物」による廃棄物対策..これが私たちの提案です。

●食品廃棄物から生まれた発泡緩衝材 オカパック

◆オカパックF

○素材
原材料はフスマです。(ポリオレフィン樹脂含)小麦の精製時に発生するフスマは産業廃棄物として処理されていました。これを新しい発泡素材に再生させました。
石油資源消費の抑制と廃棄物の再利用を同時に実現します。

○安全性
主原料は穀物ですので有害物質を含んでいません。また焼却しても有毒ガスを出しません。発熱カロリーは発泡スチロールの約半分(新聞紙と同程度)そのため、使用後は一般ゴミと同じような処分ができます。
帯電がないので静電気対策も心配ありません。

○高性能
フスマは穀物の中でもクッション性が高く緩衝性に優れています。耐水性も優れた性能を発揮します。

○経済性
廃棄物利用のため、徹底的なコストの追求で安価でのご提供が可能となりました。



◆オカパックN

オカパックの機能を最大限生かした、シート型緩衝材です。
陶器や果物、割れ物、精密機械等、形状が複雑な ものを優しく包み、保護するのに最適です。

◆オカパックS

遠赤外線を発生し、果物・野菜・花などの鮮度保持に効果を発揮します。

厚さ3mm、幅1m、長さ150m巻

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