第85号 <2010年3月23日>
創立60周年を迎えて
本日3月23日、当社は創立60年を迎えました。これも偏に歴代の役職員、そのご家族、パートナー会社、そしてお客様、のみならず皆さん現役諸君の尽力の御蔭です。改めて創業家の一員として心より御礼を申し上げます。
さて、本日は60年について話をしたいと思います。一言で60年と申し上げてもピンと来ないかもしれませんが、社会人生活1.5世代の時間が60年です。人の年齢で60歳といえば還暦、華寿(かじゅ)を迎える歳です。還暦の意味するところは、人の人生が一回りし1歳の赤ちゃんとして再スタートを切るおめでたい年であり、赤ちゃんの赤の字をとって“赤”を還暦の色としています。また華寿の“華”という字の中に“十”の字を探すと丁度6個あるという洒落が還暦を華寿と称する由来となっています。
“華”に“60年”といえば、以前もお話ししましたが国花である桜の中でも私たち日本人にとって最もなじみの深いソメイヨシノ、この品種の寿命は60年と言われています。しかし、弘前公園にあるソメイヨシノのように樹齢100年を超える木も少なくありません。その時々で新しいベストな生育法を見出し、改善し続ける努力によって不可能を可能に変え続けているのです。企業の寿命は30年と言われ、当社はその2倍を生き延びたことになりますが、私たちも常に進化して行くこの桜のように我が社を育み、進化成長させ続けて行きたいと切に願います。
今年の干支は庚寅(かのえとら、こういん)です。この年の意味するところは、今までの良い物を引き継ぎ、悪い物や余分なものをそぎ落とす年だそうです。変革を続けて、以前の強さも維持していく、まさに今の我々の為にあるような干支です。
私は、この東京コンテナ工業を次の60年を見据え、本年から5年以内に良い物は残し、悪い物は削ぎ、そして新たな生育法を用いて発展をさせる戦略を実行させてゆく所存です。
まずは当社の強みを社員全員で共有し、そして大胆な改革を断行して行きます。余分な枝は切り落とし、養分を集中させることはもちろんのこと、数ある枝より生きの良い一つの枝を選び、立派な幹にすべく育てていく事を本年度から始めてゆこうと考えています。
さて、どのような当社なりの桜に育つか!? 従業員、家族、パートナー会社そしてお客様に見守っていただきたいと思います。
2010年3月23日
代表取締役社長 黑崎素弘
以 上